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トンネル

2009年11月22日

 ベルリンの壁が崩壊してから20年が経つんですね。
 あの壁が崩壊するニュース映像は、いまだによく覚えています。
 まさか、そんなことが起こるとは思わなかったので、あの映像はジョッキングだったと同時に、とても感動した。どうにもならないことってたくさんあるけど、どうにかなったりもするのだなと、なんだかやたらに感動したのを覚えています。

 そういう節目だから、東西冷戦時代を扱った特集もちらほら目につくわけで、この忙しい合間を縫ってよくぞ見たとは思いますが、「トンネル」という映画に興味を惹かれて見ました。
 ベルリンの壁が出来たため、東ベルリンに住む家族や友人を救出するために、西側に住む若者が地下トンネルを掘るお話なのですが、主演の人がブルース・ウィリスによく似ていました。
 髪型(?)と首の太さがそっくり。そういうところに注目するのはどうかと思う内容なんですけどね(笑)

 事が事なだけに、このトンネル掘りは秘密裏に行われているわけですけど、秘密というのはバレるというのが鉄則。この秘密もある一人の女性にバレてしまいます。その女性は、東に恋人がおり、その恋人を救出するためにこの作業に参加を希望します。初めはスパイを疑われて信じてもらえなかったのですが、徐々に仲間に打ち解けていき、順調にトンネルも掘り進められていく中で、この女性に悲劇が訪れるわけです。

 何を思ったのか、突然壁を正攻法で飛び越えようとした恋人が、東側の警備兵に射殺されてしまうのです。しかも彼女の眼の前で。
 とは言うものの、壁が立ちはだかっているわけですから、その姿さえも見ることはできません。
 銃声と彼が発した名前を叫ぶ声で、彼女は事態を知るわけです。
「こうしなければ、君に会えないんだ」
 撃たれてなお呟く、彼の言葉が切な過ぎます。
 泣き崩れる彼女のために、主人公は壁から身を乗り出して撃たれたその恋人に手を差し出しますが、東の警備兵に威嚇されてしまうのです。

 泣ける。哀し過ぎる。
 もう、この壁が憎くて仕方ないな。
 人が作ったものだというのに、そのために人が死んでいくわけです。
 ただ、恋人に会いたかっただけだというのに。

 同時に、この警備兵の同胞を撃ってしまったという戸惑いも描かれていて、この壁にいかにたくさんのいろいいろな立場の人たちが翻弄されてきたのかが伺えます。

 ラスト近く、完成したトンネルから西側への脱出劇の中で、東側にマークされていた女性が囮になるシーンがあります。彼女は、先に脱出した夫の元へ産まれて間もない息子を届けるために、自分が亡命することを諦めて、囮になるのですが、これも考えさせられました。
 子どもがいてこそ、辛くても生きていけるのではないかと思うと、それをすることにどれだけの覚悟がいったのだろうか。
 まんまと引き回し囮としての役目を果たせた時、彼女は泣きながら笑っていました。

 この話は、実話を元にして作られたという。
 その元になった事実も、ドキュメンタリーとして映像化されていた。

「自由へのトンネル」というドキュメンタリーで、ドイツテレビ賞・ドキュメンタリー賞にも輝いたという珠玉の作品です。

 東ベルリンに住む友人を救出するためにトンネルを掘ることを思いついた二人のイタリア人の学生が、知り合った亡命者である二人のベルリン市民の協力を得て、145メートルものトンネルを掘り、東ベルリンに住む人たちを亡命させたという実話だ。
 資金提供と引き換えに撮影された当時の映像も流れ、圧巻のドキュメンタリーだった。
 映画と違って事実は割と淡々と進んでいくのですが、途中、水道管の故障によるトンネル崩壊や、秘密が漏れて飛び入り参加する妻子を亡命させたいおじさんとかハプニングはいろいろありましたが、映画のような展開にはもちろんなりません。映画の主人公のような、破天荒で執拗で熱い性格の人がいないからです。
 映画みたいだったのは、CIAにバレて「お前たちが何をしているか知っている」と電話がかかってくる下りでしたが、ドキドキしてみたものの、現実ってこうなんだなと思うような淡々と語られるお話でした。映画のように執拗で頭の固い体制側の敵役がいないからです。
 西側にいる彼らにとっては、CIAは敵じゃないしね。

 もの凄くいいドキュメンタリーで、感動もしたし、ああこれは後世に残すべきだなとも思ったのですが、最後がいかん。
 そりゃないだろ。

 そもそも、このトンネルを掘る大元になったイタリア人たちの友人男性は結婚しており、子供もいた。そういう境遇だからこそ、無茶な国境超えが出来ないのでトンネルを掘りだしたわけですが、家族ぐるみで亡命した彼らは、資金提供したNBCが主催し、お祝いのために開いたパーティ直後に離婚してしまうのです。

 しかも彼の奥さんは、このパーティ中に急速に仲良くなった脱出劇にボランティア参加した男と再婚しやがって。

 後味悪過ぎないかね。

 いや、なにも末長く仲良く暮らしましたとさ的なおとぎ話のような最後を期待していたわけじゃないんですけどさ、何もアンタ、離婚はともかくそういう再婚ってどうなんですかね?
 案の定というか、これを最後に皆さん会うことがなくなったそうですが。これだけが原因ってわけじゃないんだろうけど。

 人生いろいろだなとシミジミと思ったものでしたさ。
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