生き物の擬態
2011年11月22日
母親の荷物の整理がようやくほぼ終わったようです。何故か私のところに大量の書類と写真の山が廻ってきまして、大雑把に分類が終わりました。
母は市営住宅に住んでおりましたが、最後にそこに行ったときに二階の天袋に残っていた荷物を旦那が発見し「これ、下ろすよ?」と言いました。「あ、それ、なんか叔母さんの話だと元々ここにあったもので置いて行くって話だよ」だってそう聞いていたものですから、私。
でもちょっと気になってひょいと見たところ、なんか見覚えがある気がします。
「ごめん。やっぱりちょっと下ろして?」
ちょっと!元々ここにあった?んな訳ねーぞ、こら!
これって、ウチのアルバムじゃないですかっ!
亡くなった父親の若い頃のアルバム、両親が新婚の頃のアルバム、私の幼少の頃のアルバム、同じく弟のアルバム。それに何故か兄貴の高校卒業アルバム。
そして、それぞれのへその緒。
元々ここにあったそうなので、私らと母は家族じゃないのかもしれません。
まぁ、いい。ほぼ片付いたんだ。それでいいことにしよう。
あとは、母親が勝手に業者に頼んで作った腹が立つほど頑丈な自転車小屋の解体だけです。現状回復が基本ですから。
ただいまシスターズのブームは「動物の擬態遊び」です。
これが始まると長いけど、結構面白いんです。
最初はレパートリーもそれほどなくて、カエルとか兎とかライオン程度だったのですが、カエルはしゃがんで跳ねるだけだし、ウサギは手を頭に耳に見た立てて跳ねるだけ、ライオンは「がおー」と言うだけという簡単なものでしたが、最近は随分増えました。
パンダ、コアラ、ブタ、ハチ、ヘビ、ゾウ・・・。
パンダとコアラは、パンダが指で丸を作って目に、コアラはお腹の袋を手で作ってそれぞれ「パンダ、パンダ、パンダ」「コアラ、コアラ、コアラ」と呟きながらやってきます。
おかしいでしょ、それw 最初に見たときはウケました。腰が抜けるかと思って。
あ、ブタも鼻を指で持ち上げて「ブタ、ブタ、ブタ」と言っていたなぁ。
これにはお約束がいろいろありまして、まず、擬態をする人は物陰に隠れます。だいたい冷蔵庫前の柱の影ですが。そこからやってくるのですが、まるでソデで出番を待っている役者のようです。しかも役に入り込んでるんですよねぇ・・・、なんだか。
で、待っている方の娘は私なり旦那なりに抱きついて「こわい、こわい」と怯えなければなりません。どうして怯えなければならないのかはよく判りませんww
それで、擬態をしてきた娘はその動物に成りきって、時に攻撃なども仕掛けてきます。なぜ攻撃するのかもよく判りませんww
そういう遊びです。
楽しいのだろうか、これは。
大人が見てる分には楽しいというか、可笑しいですけど。
最近これに、新しいパターンが加わりました。
怯えている娘が反撃に出るパターンです。「アーンパンチ」とか言って。
アンパンチ、最強ですよ。アンパンチを食らったら最後、どんな状況であろうともバタンとうつ伏せに倒れますからシスターズ。
踏みつぶされたカエルみたいなんですよ、この倒れ方が。微動だにしないしさwww
可愛いなぁwww
しかし、どうしてこうも芝居がかっているのか上の娘は・・・。
私もお芝居をやっていましたけど、そんな指導はした事がありません。この一連の遊びは上の娘発案です。下の娘は真似ているだけで。真似っ娘なんです下の娘は。真似するあまり上の娘が転んだ所まで再現していますからw やらんでいい、そこまで。
ところでいまだによく判らないのは、親指と人差し指で丸を作って人差し指を上下に動かしながら「ピタピタ、ピタピタ」というのがあるのですが、これって、なんなんでしょう。何の生き物なのでしょうねぇ・・・?
コメント
