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原発事故

2011年03月19日

 チェルノブイリ・クライシスというドキュメント映画をご存じでしょうか。
 チェルノブイリ原発事故の5ヶ月後に現地に入り、撮影された映画です。事故後、各国で紹介され話題になりました。
 私はこの映画で初めて放射能というものを見ました。
 見たといっても目には見えない放射能です。この映画で、爆発を起こした4号炉に近づいていくシーンがあるのですがそのとき、画面にカチカチという音と共に小さくスパークするような白い斑点が当たるのが見えます。放射線で感光してる部分が白くなるんだそうで、とても衝撃的でした。
 その後、4号炉をコンクリート詰めにする(石棺という)作業をしている人たちが映し出されますが、その人たちがまったくの無防備。防護服は着ていても半裸であったり、マスクは取っていたりと、見ているこちらが心配になるほどの軽装備。そして事故当時消火活動にあたり亡くなった消防士の話などで映画は終ります。映画自体は単調な感じがしますが、事故後の現地の姿を決死の覚悟で撮影した緊張感が全編に漂い、気が抜けない作品です。
 この映画の監督は、私がこの映画見たときにはすでに放射能障害で亡くなっていました。

 日本は世界唯一の被爆国ですから、放射能の恐ろしさは幼いころから何かのきっかけで誰でも知ることが出来たと思います。広島・長崎の被爆者の体験談を見聞きした事のない人はいないでしょう。あれこそまさに、放射能のもたらす恐怖だと思います。
「はだしのゲン」の作者の中沢啓治さんはご自身も被爆体験をされているのは有名ですが、共に被爆されたお母様が亡くなった時、お骨が焼けてしまいまったく残らなかったという体験をされています。書き上げられなかった第二部は被爆差別がテーマだったという。

 スリーマイル島の原発事故で、事故後10年経過してなお風下地域と呼ばれる地帯で巨大タンポポが咲く姿を見た。その葉が大人の足ぐらいの長さもあるタンポポだ。環境への被害はほとんどなかったと言われるこの事故で、風下地域に住んでいる住民のガンの発生率は事故以前に比べて高まっていたという。

 私は、この原発というものを気にしなくてはいられないぐらいの中途半端な距離に住んでいる。今回のように事故が起こった時には多分危険なのに完全に取り残されるであろう距離だ。だから、学生の頃からもの凄く気になっていてもしもの時にどうしたらいいのか、いつも考えていた。
 逃げるしかない。でもどこへ?
 日本列島は狭い。放射能被害は私たち人間の距離感を超えている。どんなに離れたって日本にいる限り、少なからず被害はある。
 じゃ、止めてもらおう。
 だけど、当時から原発は国策でいくら住民が嫌がっても止まるものではなかった。唯一、止められたのは建設計画中の巻原発だ。もうすでに稼働している所では止めようもない。
 どうしようもない。
 もしもの時の話だけじゃない。原発立地地区に生まれ育っただけで、結婚を断られた女性だっている。子ども産んだら奇形児が生まれるのではないかと恐怖している女の子もいる。
 私も電気の無い生活は困る。テレビも見たいしPCもしたい。暖房も冷房も電気に頼っているから、ないのは困る。だけど、この恐怖のリスクを引き換えに得ている電力は、私たちは使っていないのです。この、私が恐怖している原発の電力は首都圏に送られていて、私たちは享受していない。

 今、どうなるか判らない福島の原発も同じだ。福島県民はあの原発の電力で生活していたんじゃない。あれは首都圏に送られていた電力だ。首都圏の電力を支えるために、あのリスクを負わされていたんだ。同じように、東北電力管内には女川原発があるから決して人の事は言えないけど。

 今回の地震にともなう津波の影響で事故に発展した福島原発について考える時、電気がある生活を当たり前のように享受してきた私たちにも責任の一端が投げ掛けられてるように思います。
 そして事故を起こしたにもかかわらず、責任というものを一切感じられない記者会見を繰り返す東京電力には怒りすら覚えます。あれだけ、安全だと地元住民には言い続けてきたのではないですか?想定外の地震だからいいのですか?そんなものは起こらないと言ったではないですか。もし起こっても何重にもシステムがガードしていると言ったではないですか。

 今、現場で死を覚悟するほどの放射線を浴びながら、作業を続けている人たちには頭が下がります。本当に、英雄だと思います。
 だけど、私は「頑張れ」なんてとても言えない。「頑張って欲しい」と「あなた達が命綱だ」と判っていても頑張れなんてとても言えない。それは人が人に強いていい事ではないと思うから。その人の命は誰のもでもない、その人のものだ。命懸けの事をするなら尚更、その人が頑張るのか頑張らなくてもいいのか決めたらいいと思う。
 かつてこの国は、特攻隊という悲劇を生みだした。特攻に行く人を「お国ために立派に死んでこい」と送り出した。私はそんなのはダメだと思う。行きたくない人には拒否権があってもよかった思う。そんなの当たり前じゃないか。誰だって死にたくなんかないよ。
 死を覚悟する事を美談になんかするな。そんなの美談じゃなかったって、あの戦争でみんな知ったんじゃないのか。
 残される家族には、生きていてくれること以外にありがたい事なんかないのに。

 この一週間、私が感じ考えた事を書き連ねてきました。

 私は、今回の原発事故で現地で闘う人を思うとき、私たちにできる事は、もうこんな事故で決死で闘う人を出さないようにすること、原発事故の鎮静化に命懸けで行く人を送り出さないようにする事しかないんじゃないかと思います。
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